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2014年11月28日 (金)

憎しみが自分を蝕むという話

 

アスぺ父を持つ娘さんが「『親に愛されてない』と思うより『親を憎むこと』のほうが辛い」と書かれていて,「憎しみ」ということについて思い出した話がありました。

 別にアスぺ父を持つ娘さんがヤクザさんとの関わりを持たれていたことを書かれていたからではないのですが,最近やくざ屋の親分さんが被害者となったひどい冤罪事件についての本をたまたま読みました。

 本で読む限りでは,殺人事件で逮捕された子分が,親分への恨みを利用される形で,警察にうその供述をして親分から命令されたという話にしてしまい,一切の証拠もなく,むしろアリバイとか関与を否定する事実がたくさんあり,最終的にはその子分が嘘に耐えられなくなって,自分が嘘の証言をしていたと繰り返し裁判所に訴えたにもかかわらず,それらはすべて無視されて,その子分のかつての証言だけを証拠として,殺人犯として20年の刑務所暮らしをさせられた人の話でした。

 その親分さんが憎しみについて語っていて,「憎しみは自分自身を蝕んでしまう」と言って,憎しみに身をゆだねなかったそうです。ただ,でたらめな捜査と裁判に,刑務所ではひたすら体を鍛えながら,強い怒りを持ってずっと冤罪を訴えて戦い続け,出所後も再審請求を続けているとのことです。

 冤罪事件についてはなんでそんなでたらめなことがまかり通るのか,ほんとに驚くような事実が明らかになりつつ今でもときどきニュースになるのを見ます。もしその親分さんの事件も冤罪なら,どんなに深い恨みや憎しみを抱いても全然おかしくないと思えるのですが,でもそれは自分自身にとってよくないというわけですね。

 ちょっと忘れてしまいましたが,似たようなことを他の人の話としても聞いたことがある気がします。同じマイナスの感情でも,怒りはある意味その人を健康に保つこともあるのに,憎しみはそのひと自身をむしばんでしまう。なんか考えさせられます。

 定型アスぺ関係は,ある意味簡単にそういう「憎しみ」を生み出してしまう条件をたっぷり備えた関係でしょう。憎しみによってぎりぎり自分を支える場合もあると思います。それはいい悪いの話で簡単に割り切れるものはないでしょう。ただ,それが結局は憎しみを抱く人自身をむしばむのだとすれば,なんとかそこを回避する道がないものかと思います。

 

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まさしく…
自分の課題でもあります。

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