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アスペルガーと定型を共に生きる

  • 東山伸夫・カレン・斎藤パンダ: アスペルガーと定型を共に生きる

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2014年10月14日 (火)

話せばわかる?

 素朴にふと思ったことです。

 「話せばわかる」という言葉があります。
 そんなに簡単じゃないよな,と私は思ってきました。
 それでも話そうと努力はしてきたのは
 「分らないから話す」という思いがあったからなのかもしれません。

 でも,アスぺの方が置かれ続けている状況というのは
 そういう気持ちにもなれないくらいに
 「話しても話さなくても分らない」のかもしれません。

 そんな厳しい状況を生きるとすれば,自分はどうなるんだろう?

 ……というのは定型的な「分ろうとするしかた」なのかな。

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コメント

かずきです。

私は自発的には「言っても言わなくても伝わらない」感覚ですが、
他者に求めるときには「言わなきゃわからないよ」です。
たから、礼儀として相手に求めるときは私からも情報開示します。
理解されるかされないかは別として。
そしてそこをごまかされたり、察してくれと言わんばかりにはぐらかされると
大抵イラッとします。
条件はおなじなんですけどー、っておもっちゃいます。

私自身は、他者との差に興味があるので、
精神体力が回復してきた今は「伝わらなくても話してみる」スタンスですが
回復する前は「伝わらないから何も話さない」でした。
ここも両極端なんですよね…

興味深く読ませていただいています。
「話しても話さなくても分からない」という言葉を目にして、ああその通りだな、と思いました。
ASがその状況に置かれつづけている、というのも、おそらくおっしゃる通りなのだろうと思います。
ただ、私自身のことを振り返ると、AS傾向自体は幼少期からずっとあったものの、この「話しても話さなくても分からない」状況が「厳しい状況」なのだ、と思うようになったのは、つい最近です。実際に仕事がうまくいかなかったり、近しい人とのコミュニケーションに問題を抱えたりしない限り、この「話しても話さなくても分からない」状況というのは、ごく当たり前に存在していて、特別厳しいとも何とも思いませんでした。言葉は悪いですが、相手にうまく「よけさせる技術」などを自然と身に着けることで、これを「厳しい状況」だと思わないように生きてきた側面もあると思っています。

いまとなってはこの「厳しい状況」に気づかなかった方が幸せだったのかもしれない、とも思いますが、一方で他人と通じ合う喜びや楽しみに飢え続けていた自分も確実にいたわけで、この辺は我ながら矛盾のカタマリみたいになっています。

長々とすいません。また考えを整理するために、たびたびお邪魔しようと思います。

かずきさん

>ここも両極端なんですよね…

 「君子豹変す」って変節みたいな悪い意味でつかわれたりしますけど,
 もともとは思い切りよくはっきりと必要な切り替えができる
 という意味らしいですね。

 そう考えると,アスぺの方は「君子」? (笑)

>他者に求めるときには「言わなきゃわからないよ」です。

 すみません,ここのところ,他者に何を求める時なのか,
 まだうまいこと読み取り切れていません。
 またお手すきの時にでも教えてください m(_ _)m

 
AS-Pさん

> この「話しても話さなくても分からない」状況というのは、ごく当たり前に存在していて、特別厳しいとも何とも思いませんでした。

 ここのところ,ふーむそうなのかあ,と改めて思いました。
 改めてというのは,以前ちょっとそんな可能性をかすかに感じたことが
 あったからです。

 こういうところも定型基準とかパンダ基準とかで
 勝手に想像してしまうと,ずれてしまうこともあるのでしょうね。

>いまとなってはこの「厳しい状況」に気づかなかった方が幸せだったのかもしれない、とも思いますが、一方で他人と通じ合う喜びや楽しみに飢え続けていた自分も確実にいたわけで、この辺は我ながら矛盾のカタマリみたいになっています。

 ここもすごく印象的で,なんか考えさせられます。
 「他人と通じ合う喜びや楽しみに飢え続けていた」
 というところは,よく言われるアスぺイメージとは全然違いますよね。
 どこまでそれがアスぺの方一般に言えるのかは私にはわかりませんが,
 でも,そういう思いを抱えていらっしゃる方も確かにあるということは
 ちゃんと意識しておかなければなと思いました。
 
 またいろいろ教えてください。

パンダさん

お返事ありがとうございます。
「他人と通じ合う喜びや楽しみに飢え続ける」というのは、少し自分で自分の言葉に引っ張られすぎたかもしれません。「自分は変わっている」という自覚を持ちながらも、「でも、そんな自分でも役に立つときがあるでしょ?」とか、「こんな自分を面白いと思ってくれる人もいるでしょ?」みたいな、いわば承認欲とでも言いましょうか、それに近いです。むしろこれを「他人と通じ合う」と呼んでしまうところが、ASと定型の認識のズレなのかも……と気づき、あとから赤面している次第です。

下世話な話をすれば、男であれば「モテたい」とか「かわいいお嫁さんが欲しい」とか、そういうものはおそらく誰にもあるのだと思います。ただ、ではいざ実際に付き合いはじめてみると、特に「心を通じ合わせる」ことに対して、何もかもレベルが高すぎて愕然とする……という感じです。

はじめまして。
夫との3連休に疲れ果てて、昨夜こちらのブログに出合いました。
幾つかの記事を読ませて頂き、癒されました。
また、ヒントを頂き、心より感謝いたします。
「他人と通じ合う喜び」を求めて、夫は、私を結婚相手として選んだのだと、分かったのです。
20数年前、僅か2回目のデートの時から、「好きだ、結婚しよう」と言われていたことを思い出しました。デートの度に言われるので、ただの甘い言葉で、本気ではないと思ってました。
その後、遠距離恋愛になり、夫は仕事に熱中するあまり、10日間に一度ほどしか私に電話してこないなど・・色々ありましたが、私は、この人なら、私だけを愛してくれると思って結婚しました。それは只の感でしたが、当たってました。
というのも、私が最大のピンチの時に(母の看病や、父の浮気に起因するもめ事)、私は眠ることも食べることも出来ず、誰も頼れず、彼を頼って行った時、その時ばかりは、仕事の後、食事に連れていってくれて温かいご飯を食べさせてくれたからです。実家の事情を告げても、嫌な顔をせず、よくあることだと、聞いて軽く受け流してくれました。
今 思えばASゆえに、私の実家の事情が、その後どういう風に夫に影響するか考えることが出来なかっただけでしたが、その時点での私の唯一の救いでした。
さて、夫がASだと気がついたのは、今年のことでした。(笑)遅いですね。
友人には、「そんな結婚生活してたら病気になる」とずっと言われてましたし、今も、「あなたの期待する生活程度が低すぎるのでないか」と言われます。
色々ありすぎて上手に書けませんが、只一つ、「夫は私だけを大事に思っている、本当に好きである。」というのは、のろけでなく事実であり、でも私は、夫と暮らしてると、「死んでしまいそうになる」と感じるし、実生活での苦労が絶えません。仕事の帰りが非常に遅いこと~仕事が丁寧すぎて最終電車は当たり前です。子どもに問題が起こっても、対処は私が一人でしなければならないこと。物で家が溢れているので、年中片付けていて、最終的に私自身の物を捨てて、夫の物の置き場所を作ってを繰り返してましたが、もう体力がなくなったこと。私自身がストレスから色んな病気になってしまうこと。相談しようとすると、「時間が無い、疲れてる」と怒られること。
おそらく、この程度なら、軽くてマシなのだと想像できますが、マシだからゆえに、これまでオオゴトにならず、私の忍耐で越えてこれたし、これからも連れ合いとして夫と生活を共にする気持ちです。
勿論「覚悟があります」とは、書けません。頻繁に、いっぱいいっぱいになるからです。
でも もう無理!っていう時に、こちら様のような、愛を感じる方の存在と出会ったりすると、「夫は私を好きなのだ。」という事実を思い出し、私を愛してくれる人が居るという理由に感動してしまうのです。・・私はファザコンですし、おそらくアダルトチルドレンでもあるだろうし、「自分が愛されるための引換として、夫に尽くしてる」のかもしれません。
でも私が笑顔で「おかえり~」というと夫は、非常に嬉しそうで、夜半過ぎに夕食を食べて、眠ります。たまに休日がとれると、夫のペースで家中が占領され、外出もしますが、どちらも私が横に居なければならず、私が座ってる横で、夫はゲームをし、新聞を読み、コーヒーを飲み、夫の出かけたい場所に私を連れ歩き・・私は体調が悪いので、それがキツイ・・
そのような毎日です。今は、子どもが成長したので・・といっても遺伝してるので別の問題があるのですが・・私は、かなり楽になりました。また、今の私の不安障害を10年目でやっと認めてくれたので、随分、気をつかって・・的外れなのですが・・くれてます。それでギリギリで毎日越えれる感じです。
「愛してくれる人と居たい」という夫の想いが、私の崖っぷちの何かを支えるのです。
これは、自分でも理屈が合わないと分かってます。愛されてるという実感が私には無いどころか・・実感は逆ですから。
普通の暮らしを羨ましく思いますが、夫のおかげで、おバカな箱入り娘の私は非常に強くなりました。自分の願いをを実現することは、夫の想いを尊重することと通じてるような気がします。
カサンドラ初心者の、まとまりのない文章を読んで頂いて申し訳ありませんでした。
お忙しいと思いますので、どうぞ、お返事の心配などはご無用に。
ありがとうございました。記事は有難く少しずつ読ませて頂きます。

AS-Pさん

>いわば承認欲とでも言いましょうか、それに近いです。むしろこれを「他人と通じ合う」と呼んでしまう

 はあ,なるほどね,と思いました。まあでも「承認欲」も大事な人間関係の一部ですよね。そのことで辛い思いをされるアスぺの方も少なくないのかなと思います。

 「下世話な話」はとても分かりやすかったです (^ ^;)ゞ


にくきゅうさん

 はじめまして。どうぞよろしくお願いします。
 お互いに愛を求めあっているのに,何が愛なのかが全然すれ違って,
 愛と言いながら中身を感じられない状態になってしまう…

 そんなものすごい矛盾を定型アスぺのカップルは抱え込んじゃうんですよね。
 定型アスぺ問題の一番の核心部分を書かれているようにも感じました。
 そこを乗り切る何かがもしも見えてきたら,
 それはほんとにすごいことだと思うんですが,
 それだけむつかしいことなんだろうと思います。
 そうじゃなきゃ,こんなに多くの人が深刻に悩まないですよね。

 記事が少しでもお役に立つことがあればうれしいです。
 コメントの方も,定型からすればアスぺの方の書かれることなども
 私は随分学ばせていただいています。
 にくきゅうさんにもきっと役立てていただけるところもあると思います。 
 またお考えのことがありましたら,教えてください。

パンダさん

かずきです。
他者に求めるときには、と言うのは、
会話のなかで相手の考えを聞きたいときです。
そういう時に、
「それは、だって、ねぇ。」などと察してくれと言われると
察する事ができないので、「言わなきゃわかんないよ」ってなります。
仕事の指示を求めるときも
「さっきみたいにしておいて」と言われても
「さっきの中の、どれ?」となりますし…

言葉足らずで申し訳無いです。

はじめまして。
私は、『カサンドラ駆け込み寺 ハーンの妻達へ』というサイトから、こちらへたどり着きました。

私の夫は、昨年専門医から「典型的なアスペルガー症候群」と診断されました。
ずっと、おかしいと思っていた夫の謎が解けた瞬間でした。

もちろん夫は知りません。私一人で調べてから、専門医を受診したのです。
それを調べる最中に、自分がカサンドラである事を知りました。

10月15日に投稿されていた、にくきゅうさんの文章を読み、我が家とあまりに似ていまして驚きました。

結婚のタイミングも短期間に夫のペースに巻き込まれて結婚し、私の実家の問題を正すために私や母を救ってくれました。

問題を沢山抱えていた時には、ちょっと変、としか思わなかったのですが(そこまで考える余裕もなかった)、夫婦二人きりになった一昨年、夫の症状は顕著になっていったのです。

それはまさに、家を占領されたと言っても過言ではありません。
夫の収集癖(高価なものもゴミも一緒)に加え、モノへのこだわり、もう手がつけられない状態になっていきました。

元々、話し合いが下手な人でしたが、夫婦二人きりになると、話し合いなど全く成立しませんでした。

過去を振り返ってみれば、思い当たることがいくつもあり、それらがフラッシュバックする。
夫は、私がダメだから、と追い詰める。

夫が言わんとしようとしていることが、私が察しなければ怒られる。

私はずっと鬱病だと思って薬を処方してもらっていましたが、原因は夫にあったのだと
20年も経ってから気づかされたのです。

最近も決定的な事件がありました。
あまりに普通では考えられない言動ばかりなので、ほとんどの方に理解してもらえません。

私は何度自力で立ち上がっても、また夫に踏み倒される、こんなことの繰り返し。

それでも私には離婚できない理由があり、共存を選びました。

乱文、申し訳ございません。

皆さんのお話を参考にできれば、と思っております。


かずきさん

ありがとうございました。よくわかりました。
定型の言葉はアスペの方には言葉足らずで、
あすぺの方の言葉は定型には言葉足らずとか
そんな場合もありそうですね。

「言わなきゃわかんないこと」も
何を言わなきゃ分かんないかが定型には想像しにくかったりとか
そんなことも結構起こりそうです。

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