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アスペルガーと定型を共に生きる

  • 東山伸夫・カレン・斎藤パンダ: アスペルガーと定型を共に生きる

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2014年4月16日 (水)

内面の出来事を言葉に

 今朝も「ああ、またやっちゃった」と思ったんですが、パートナーとのやりとりが、なんだか変な「議論」になってしまうことがあります。彼女があることを要求したり提案したりするので、「なんで?」とその理由を聞くと、答えてくれるんですが、それが私から見ると、なんだかとってつけたような理由で、理屈が通ってないように感じられるんです。

 それで「でも○○じゃない」と「反論」すると、さらに別の理由が付け加えられたりするんですが、それがまた私から見ると筋が通って無くて、「え?なんでそういう反論になるわけ?」と思い、またそこをつっこむ……という感じで、どんどん話がわけがわかんなくなっていくんです。

 ほんとにその彼女の言う理由で本人も納得できているのか疑問で、しばらく時間をおいてからもっと分かりやすい説明をしてくれたりすることもあるので、多分「反論されたから、とにかくなにか反論しなければ」という感じになって、その場でぱっと思いつくことを答えている、ということなんじゃないかなと思えるんですね。だから話の筋が通らなくなってくる(ように私には感じられる)。

 この話、アスペの方が「自分の<感情>をあまり意識しない(か、あるいはあると感じない)」としばしば言われることと似てるような気がしました。「これはこうした方が良い」という判断はあるんだけど、「なんで?」と聞かれると、自分がどういう理由でそういう判断をしているのかを意識して言葉にすることが難しかったり、時間がかかったりする。

 一方は<感情>の問題だし、一方は<そう考える理由>の問題だし、違うといえば違うんだけど、自分の内面のできごと、ということでは共通するとも言えそうな気がします。自分のことにしても、他者のことについても、「内面の出来事」については自分で言葉にして他の人に説明するような形にすることはあまりしないか苦手。

 私はまあ理屈っぽいほうだと思うので、「あれ?それ筋が通らないじゃない」と思うと、ついその場で反論したくなってしまうんですね。でもその感覚で話していくとだめみたいです。

 やっぱりだからゆっくりと話をしたほうがいいんでしょうね。そしてとりあえず私から見て「?」の答えが出てきても、その場ですぐ反論したり反問したりしないで、時間をおいて別の聞き方をしてみるとか。余裕がないときはちょっと難しかったりもしますが、定型の側からはそういう工夫が必要な場合もあるように思いました。

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コメント

「なんで?」「どうして?」「それはどういう意味?」と、相手の意見や言葉に説明や補足を求めてしまうこと、よくありますよね。

専門医に「ASの人は、自分の専門分野や、機械、数式などの知識や記憶でまかなう説明は良くできる(人が多い)のですが、感情や理由の説明は困難(な人が多い)です」
と聞いて、会話でつまずくのはここの部分が多いなと思います。
さらに
「それは、思考回線が所々ショートしちゃっているから、思考の脈絡がスムーズでなく、結論しか見当たらない、という認識になってしまうからです」
と聞いて「なんでと聞かれても答えに困る」とは、こういう理由かと思いました。

ASの人は「相手が理解出来るように答える」というより「聞かれたから答えた」という、とりあえず反射的な答え方をする方が多いように感じます。
ですから、言葉の選択や表現を考えながら答える余裕は無いのだろう、という印象です。

聞く側の、相手への理解や許容の問題になると思います。

こういう時のためにASの知識認識が社会的に広がれば良いなと思うのです。


トマトさん

 最近思うんですが、思考のパターンが定型アスペでかなり異なるのかなと。
 つまり定型の場合は「自分や他者の内面の評価や調整」こみで
 ものごとを考えるパターンなのに対して、
 アスペの方はそこはあまりタッチしない形で考えるパターンを採られる。
 精神科医の方が言われる「ショート」もそういうパターンの違いとしても
 理解できそうな気がします。

 多分どちらもそれぞれが抱えている自分の現実とかについては
 「合理的」な対処法になっているんだろうけど、
 その両者が交わると、おかしなことが起こるんじゃないでしょうか。
 
 そのおかしさについて定型的に理解をすると
 精神科医の方が言われているような説明になるのかなと言う気がします。

トマトです。
「ASであろう」と確信しているサークルメンバーの女性と一緒に、今現在のサークルから別の所へ移ることになった私ですが・・・
活動の経緯の中でいろいろと複雑なことがからんできて「参ったな」と思っているとき
そのASであろう彼女から「私がトマトさんを守ります」と、メールがあったのです。

質問にも適宜に答えられないし、思った事をその場で言葉に表現できない彼女が「どうやって私を守るというのか」とハテナ?感覚だったのですが

在籍していたサークルのメンバーとの最後の話し合いの席で
あちらは、甘えたり、情に訴える言い方をしたり、表情豊かに色々と引き止め作戦で来るわけで「ここだけは手伝って、ね。お願いよ」とか「この機材は共有ということにしてもらわないと、困るのよぉ」と懇願顔をされると「これっくらいはいいかぁ」と
私は簡単に気持ちがグラグラして妥協してしまう訳です。(そしてまた巻き込まれる)

でも、私の傍らに座っていた彼女は背筋真っすぐ、表情変えず(4時間もの間)、終始一貫して聞かれる度「それは出来ません」を言い通しました。

相手の「どうして? あなたは今まで何でもしてくれてたじゃないの」という問いかけに
「これからは、自分の心に嘘をつかないと心に決めました。イヤな事はしないと決めたのです」というフレーズのみを繰り返しました。

日頃しゃべらない人が、とてもシンプルにものを言うと(それも表情の変化無しに)、迫力があり、言葉たくみに、巻き込み上手なタイプな人でも太刀打ち出来ない存在感があります。

私は、その彼女のおかげで、優柔不断にならず、姿勢も気持ちも崩すこと無く(空気感や相手への中途半端な情に流されず)きちんと、整然と、ケリをつけることが出来ました。

彼女は、ただ、自分の思った事や決めた事を、最大限シンプルに言っただけです。

私をかばう言葉や、いちいちの説明や反論も無く・・ほとんどの時間、黙って座っていただけです。

でも・・・私は「確かに守ってもらった」という実感がありました。

そして、サークルメンバーに軽視されながら「彼女はおだてれば何でもしてくれるから」という理由で便利に扱われていたのが
「イヤな事」という認識と「それをしない」という意志がつながるまで3年間かかったけれど、それを口に出せたとき、その場に居た誰をも沈黙させた存在感になったことが
尊いことだと思いました。

トマトさん

>「イヤな事」という認識と「それをしない」という意志がつながるまで3年間かかったけれど、それを口に出せたとき、その場に居た誰をも沈黙させた存在感になったことが
尊いことだと思いました。

 このじっくりと身にしみこませられるような揺るぎなさの感じ,
 なんとなく私がパートナーに最近感じていることにもつながるところがありそうです。
 そして多分,今の私はそれに支えられたり救われたりしている部分があるのでしょう。

 今もほんとに通じ合わなくて,伝わらなくて,理解できなくて,
 消耗するようなことがある一方で,
 パートナーに対する深い感謝の気持ちもまた生まれてくるんですよね。
 なんかちょっと不思議といえば不思議かも……
 

トマトさん

トマトさん、上手く言葉にできなくて時間が経過してしまいましたが、今日ふと浮かんだことを書き込ませていただきますね。

トマトさん曰く、「ASであろう」と確信している女性が、トマトさんにメールで伝えられた「私がトマトさんを守ります」という言葉は、カレンの夫さんがカレンさんに贈られた、「唯一無二」と言葉の意味は違うけれど、その人を本当に大切に思う気持ちが共通しているように私は感じました。

トマトさんが「ASであろう」と確信している方ならば、言葉の正確さや、自分の気持ちに嘘がないか、本当にトマトさんを守り切れるか、そのことを伝えてもよいかなど、私たちが想像する以上に、私たちが考える何倍も何倍もの時間をかけて考えて、考えて、考えた結果の言葉だと私は推測します。
そして、その言葉は彼女の真実の気持ちを表した言葉だと思います。
その女性は、本当にトマトさんのことを信頼されているでしょうね。

「私がトマトさんを守ります」という言葉を伝えてくれた。
そして、その彼女が目の前でそのことを有言実行してくれている姿を見せてくれた。
私なら、「私も今まで以上に貴女を守りたい、支えたい、共に生きていきたい」とかたく心に誓ってしまう気がします。(*^-^)

その女性の誠実さには感動しました。
トマトさん、良かったですね。
素敵なお話をありがとうございました。


パンダさん

「パートナーに対する深い感謝の気持ちもまた生まれてくるんですよね。」
このお言葉とってもわかる気がします。

言葉では表しきれない、伝えきれないほどの深い感謝の気持ちや愛情が、相手の誠実さが、伝われば伝わってくるほど、相手の気持ち分かれば分かるほど、私も生まれてきています。
そして、その気持ちは相手を知るほどに、深くなっています。(*v.v)。

私もある意味凛とした人に惹かれるので、同じように思うのでしょうか。(*^-^)


星さんへ トマトです。

温かいコメントありがとうございます。

定型同士は、日頃理解し合えていると安心と油断の上にあぐらをかいた関係性が、ある時バキンとひび割れたり、くるりと身をかわされたりすることがありますが
ASと定型がある程度、歩み寄り、関係を維持出来れば、日々の不可解やストレスが多くても、ある時、何にも動じず変化せずの納得感と言いますか安定感を感じる時がありますね。

まぁ、これも相性あってのことですが。

5月からサークルを離れて、ASであろう彼女と私とで、あるイベントのプログラムを担当するのですが心配はしていません。
自分自身の経験値と、彼女の真面目さで、周囲の人に助けてもらいながら「今まで通り」の出来映えを想定しています。
AS(であろう人も含む)の人とは、その人の能力、こだわり、不得手をしっかり理解すれば、仕事や作業でコンビを組むのは、私は、定型と組むより「好き」なような気がします。
飽きない・・というか、相手が妙な変化をしないので、自分も真っすぐ居られるような気がします。

トマトさん

お返事ありがとうございます。

「これも相性あってのこと」ということは、全く同感いたします。(*^-^)

私は基本的に「個」と「個」の付き合いだと考えます。
ある人と人が出逢い、お互いに好意をもったり、信頼できる関係に変わっていき、その関係が維持できるようになれることも、言葉でいえば簡単で、結構あるようにも思われるかもしれませんが、そんなにあるものではないように思います。

お互いが「両想い」の関係の中で、その時々で相手の人(大切な人)の真面目さや思いやりや自分に対する気持ちが、相手の行為などから、自分なりに実感できる時が私にもあります。

そんな時、私はとても幸せな気持ちになります。そしてその気持ちにしっかりと報いたいと感じます。
そして、どう伝えたら私の気持ちが伝わり、私がしっかり受け止めていることが相手に伝わるだろう、と思います。私もまた、言葉であったり、行為であったりで相手(大切な人)に伝えます。
それが、相手に伝わると相手からもまた・・・・。
良い循環が生まれ、二人の絆は目には見えないけれど、きっと段々と強く太くなっていっていき、そうなると、時に出会うかもしれない不安な出来事も、きっとそんな二人ならば乗り越えることができると思っています。

私はトマトさんとその方は、(お仕事的な)「両想い」の関係だと思っています。
そんなお二人の5月からの新しい門出は、きっと「今まで通り」もしくは「それ以上」の成果がでるはずだと私は信じています。
拝見できるものならば、そのイベントを拝見しに行きたいくらいです。(*^-^)

☆゜・。トマトさんとその方のこれから歩まれる道が、お二人なり幸せに満ち溢れる道になることを願っています。゜☆゜・。

一度コメントがほぼできたのですが、私の操作の手違いで全て消してしまったので、お返事が遅くなってしまいました。お返事が遅くなってしまい、本当にごめんなさい。(*_ _)


トマトさん

先程の私のコメントの補足させて下さいませ。

私のコメントン中の「(お仕事的な)「両想い」の関係だと思っています。」の意味は、男女の恋愛ではないことをお伝えしたかったのです。
決して、トマトさんとその方が、ビジネスライク的な関係のみだとお伝えしたかった訳ではありません・・・。(*v.v)。
トマトさんとその方には、しっかりとした信頼関係ができておられると私は思っています。

トマトさんならば、伝わるかなと思いましたが、気になったので補足させていただきました。(*^-^)

星さんへ トマトです。

ご配慮ありがとうございます。
「(お仕事的な)両想いの関係」という表現、嬉しく感じました。
お仕事や役割を通して信頼関係を築けるというのは、幸せなことだと思います。

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