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アスペルガーと定型を共に生きる

  • 東山伸夫・カレン・斎藤パンダ: アスペルガーと定型を共に生きる

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2014年3月29日 (土)

定型アスペ用クッション

 前回はアスペの方がコミュニケーションの中で定型の重視するクッションを使わないため、定型が自分の感覚でそれを受け止めると、すごくショックを受けてしまうことがある、という話を書きました。

 私も「パートナーには私を攻撃する気持ちがある訳じゃないんだ」ということが、なんとなく頭で理解できるようになってからも、なかなかそのショックがなくなることはなかったし、今もやっぱりときどき「ぐさっと来る」ことがあります。

 けれども、ふと気がついてみると、自分の中で何か変化も起こってきているようにも感じます。

 最初の変化は、そんな彼女の言い方に対して「ムキになって反論する」ということをあまりしなくなったことかもしれません。その代わり、「ガク」っとして落ち込み、そのまま自分の気持ちを落ち着けるようにやや深呼吸しながら、しばらくじっとしている、というふうに変わりました。そのような私の反応に彼女が気がつくこともあるし、気がつかないこともあるようです。

 気がついたときは彼女の方から「また落ち込ませちゃった?」と言われ、なんでそうなったかを説明することもあります。

 それから、「こういう言い方を彼女がするのは、決して私を傷つけようとしているわけではないんだ」ということを納得する上で、彼女の思い遣りを具体的に気がつき、感じる、ということも意味がありそうです。

 昨日はちょっと頑張らないと行けないことがあって、朝家を出るとき、パートナーが「がんばってね」と言ってくれたんです。言われてうれしくて、それから「あれ?こういうこと言われたことあたったっけ?」と思いました。なんか覚えてないんですね。わすれてるだけかもしれないけど、少なくとも最近はずっとなかったように思います。

 「あ、応援してくれているんだ」と思えて、それが嬉しかった訳なんでしょうけれど、そいう「言葉での応援」というのが、定型的には嬉しいところ、彼女の場合はたとえば家事をしっかりやるとか、そういう形で「現実的に支える」ことを一生懸命やってくれるわけなんですが、そこがなんかもうひとつぴんとこなかった。でも「がんばってね」の一言を聞いただけで、とても嬉しいわけです。

 そういう言葉を聞くと、「ああ、応援してくれているんだ」と実感されるんですね。そうすると、気持ちの上で、クッション無しの言葉があっても、それに対してこちらの気持ちにゆとりを持って受け止められやすくなる見たいです。「こんな表現してるけど、ほんとは自分のことを考えてくれているんだな」、という気持ちになりやすくて、別の意味の「クッション」ができるのかも。 

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コメント

かずきです。

純粋に「がんばってね」がプレッシャーにならない関係が羨ましく思いました。
「がんばってね」って、本来はそんなにいい言葉なんですね。

記事全体を読んで、
不謹慎かもしれませんが、「ツンデレ」という状態に思えました。
普段ツンツンしているのに、たまにデレな部分が見えるという状態だとすると、
定型から見たASモードの相手は常にツンツンオンリーなんですね。
そんな簡単な問題じゃないんですが、ちょっと個人的に理解しやすかったので…^^;

かずきさん

>純粋に「がんばってね」がプレッシャーにならない関係が羨ましく思いました。

 もちろん、たとえばオリンピックの選手が「がんばって!」と応援されて
 すごいプレッシャーを感じたりもするように、定型でも状況次第ではそういうことは
 あるわけですけど、ほんとに支えられる気持ちになることも少なくないですね。

>定型から見たASモードの相手は常にツンツンオンリーなんですね。

 そうですね。多分そうなんだと思います。
 でもテレビ番組を見て笑っているようなときは「ツンツン」とは違うので、
 そういうパートナーの姿を見ていると私は幸せな気分になります。

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