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アスペルガーと定型を共に生きる

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2014年1月20日 (月)

なんで冷たさや痛さを感じる?

 

トマトさんの七誌さんへのコメントが分かりやすくて、ちょっとこちらの方に無断拝借で((^ ^;)ゞ)失礼します m(_ _)m

ASの人の何気ない一言にショックを受けたりたじろいだりする・・・という定型の反応は、期待をどれほど広く薄く引き延ばしても追いつかないほどの、はるか彼方の定型の思う「それは違うだろゾーン」から、冷たく突き放されたりバシッと叩かれて痛い、というイメージの「言葉の選択」「イントネーション」という出力の問題なので、それを受ける定型としては、慣れも、流せも出来ないところが悩みとなりますね。」

 これ、ほんとにその通りと思うんですが、改めて考えてみると、なんでそれを定型が「冷たく突き放される」とか、「バシッと叩かれる」というふうに感じ取るんでしょう。もしアスペの方がその通りの感覚でそういうことばを言われているのなら、まあそれは「正確に伝わっている」ことになるわけですが、どうもアスペの方にはそういう意図はなさそうに思えます。たとえばアスペの方が「助け合い」ということを否定するとか、「人の苦しみを喜ぶ」とか、そういう話とも違うと思うんですよね。少なくとも私のパートナーはそういうのはないですし。

 同じことばでも、お互いに違う意図で使い、違う意図で理解してしまう、そういうずれた構図がきっとあるんだと思います。多分「人とひととの関係の調整の仕方の違い」に関係するんじゃないかと想像しますが、それがなんなのか、まだちょっと見えてきません。いずれふと見えてくることがあるんじゃないかなというかすかな予感はあるんですが、いつになるかもわかりませんし、予感ははずれかもしれないし …… (^ ^;)ゞ

 それと、仮にいつかそういうずれた構図が見えてきたとして、それで定型が受けるショックが無くなったり、あるいは無くならないまでも緩和されたりすることがあるかどうか、私にはそれも「取らぬ狸の皮算用」以上にはわかりません。

 ということで、ひたすらわからない、わからないの連続ですけど、ただ、なんとなくそこに大事な問題が隠れているような、これも予感がするんです。

 わざと傷つけようとしてそうしている場合にはもちろん対処の仕方は全く別になるでしょうけれど、その人なりに関係を良くしようとして、結果として傷つけ合ってしまうような場合には、なんとかその不幸な仕組みを理解して、よりましな関係への工夫を模索したいですね。

 それにしても、ほんとになんで傷つくんでしょう?あるいは視点を変えれば、定型が気づかないままにアスペの方が傷つくってどういう状況なんでしょう?「大事にしているものを否定される」ということなんでしょうけれど、なんでそれが「大事なもの」になっているんでしょう。その「大事なもの」が定型アスペで共有しにくいものだとすれば、改めてもっと大きな目で見てお互いに共有できる「大事なもの」を見いだすことは出来るんでしょうか?

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コメント

お久しぶりです。
私も相手の言葉に痛みを感じ、悩んでいましたが、それがお互い様だと知った出来事がありました。(長文で恐縮です。)
以前ASの彼が、私が悲しみや怒りを感じる事を突然言い、(それまでにも別の場面で似たようなことが何度かありました)、正直に「そういう言い方は悲しい」と伝えたところ、驚いて、更に私の悲しがる様を見て、何故か「何なんだ!」と強い怒りをぶつけてきたことがありました。私にとっては、いわゆる逆ギレそのものです。
彼のそのような姿(今思えばパニックの様な姿)を初めてみて戸惑いましたが、目の前で怒りを収めきれないでいる彼が、それでも席を外したりせず、私を遠ざけようともしないことに気付きました。
いつもは何か問題があると、もう会うのをやめると言い関係を切って解決を図ろうとする彼ですが、その時はかなりの勢いで怒りながらも何故か扉を閉めないで私の目の前に何とか留まっているのです。
当初の私は、鋭いナイフのような彼の言葉で背中を突然刺されたような感覚になり悲しくなったのですが、席に留まる彼に努力を感じ、次第に何とか冷静に話さなければと思いました。
よく話を聞くと、元気付けるつもりでその言葉を掛けたようです。私にとっては説明されるまで全く理解できない思考でした。
しかし彼にとっては思いやりだった。これまでも意図しない解釈をして悲しんだり怒ったりする私を見て、ついに感情が爆発したようでした。穏やかに過ごしていた時間を私が一方的に壊したと彼は感じていたようです。
それからは、私は彼が嫌う、突然感情をぶつけることを控えました。彼の言動で傷ついたときには、ぐっと堪えて、極力マイナスの感情を隠して落ち着いて言葉の意図を質問すると、大抵は私の受け取り方とは全く異なる答えが返ってきて毎回驚愕ですが、傷つけようとは思っていないことが確認でき安心します。
受け取り方の違いはどちらもなかなか矯正できないので、試行錯誤が続いております。

トマトです。

あすかさんと彼のご様子は、彼からのあすかさんへの信頼度の強さを感じました。
本当に、混乱やストレスの原因のほとんどが「受け取り方の違い」だろうと思います。

「この言葉を使う。こういう言い方で言う」という表現の選びにはASの人の多くが持っているという【選択盲】が関わり
「この言葉で、こういう言い方をすれば相手はどう感じるか」という想定が出来る出来ないは【ミラーニューロン】が関わって来ると思います。


定型もASもお互い、相手の思考や感情を自分なりの納得の範囲に当てはめ、「こういうときはこうなのだ」とパターンで慣れようとする・・・という道を進むと思います。

いつまでたっても慣れないのは、いつも同じパターンではない、からだと思います。
全く同じ一日、朝から夜まで同じ会話、というパターンは無いので、スムーズな空気感のリラックスした中での、意図も予想もせずの衝撃は「油断したらこうなる」という現実をつきつけられたようで、憔悴感、寂しさ、悔しさをその都度感じます。

あすかさんのコメントの中の「毎回驚愕」これを、「良い結論として確認出来た」という安堵につなげていくのが、一番良いことですよね。


トマトさん

コメントありがとうございます。
信頼してもらえているといいのですが。
しかしあの衝突した際に、シャットアウトするいつもの対処法をされていたら、もう続いていなかっただろうと思いますし、一歩進むきっかけになった喧嘩だったと思います。

選択盲は初耳です。脳の働きを意識することはこれまでしていませんでしたが、冷静に相手と向き合うにはいいかもしれないですね。

またいい方法を見つけていきたいです。

パンダさん
“大事なもの”で、思い出しました。
内面を見つめるきっかけを、私にくださった方から、教えていただいたことです。
差し出す人も、受け取る人も、“求めるものは、人によって異なる”と、気づいていないことが、一番のすれ違い。
良かれと思う愛を、私たちは差し出しているから、受け取ったものより、そこに隠れている愛に、感謝したい。
ということです…思い返すたび、心にひびき、気持ちを新たにします。
私の中に留めておくのは、勿体なくて、パンダさんにも、お伝えしたくなりました。
届きましたら、とても幸いです。

コルテオさん

 差し出されたものではなくて、差し出す気持ちをうまく受け取ることが出来たら
 お互いの関係はすごくよくなるのですよね。

 ひとは差し出されたものにまどわされてしまうのが普通のことだと思うので、
 それを越えてどうやって気持ちをうまく受け取ることが出来るのか。
 大きな課題だなと思います。

 もしかするとすごく単純なことなのかもしれないのだけれど、
 単純なことって、結構むつかしかったりしますものね。

 でもそういう単純さになんとかたどりつきたいです。

パンダさん
はい。私も、たどりつきたいです。
お互いに、このことを共有できたら、素敵だなと思います。
いつもお返事、ありがとうございます。

コルテオさん

>思い返すたび、心にひびき、気持ちを新たにします。
>私の中に留めておくのは、勿体なくて、パンダさんにも、お伝えしたくなりました。

コルテオさんは素敵な方ですね。
そして、素直な、優しい方でもあるのでしょうね。
その方のことを大切に思われているのでしょうね。

>そこに隠れている愛に、感謝したい。

一部だけを引用させていただいていますが、その方の言われることはよくわかります。
「そこに隠れている愛に、感謝したい。」のお言葉は、日々実感しています。
本当にそうなのですよね。
大切な人(イルカの仲間の人)との関係においては、差し出してくれた気持ちと、差し出されたものとが、同じことが全てといっても過言ではない状況になっていると、私は感じています。
だからこそ、彼の私を思ってくれる気持ち(愛)に、私への行為(愛)に感謝したいと思っています。
彼の気持ちがありがたくて、ありがたくて、つい一緒にいる時とても愛しくなり、知らない間に、涙がこぼれてきます。
彼の差し出してくれる愛を私は素直に受け取っています。
それもまた、私からの彼への愛です。
もし、ずれが起きたとしても、普段の彼の言動から判断すれば、今も、これからも、私は悪い誤解をすることはないと思います。

>はい。私も、たどりつきたいです。
お互いに、このことを共有できたら、素敵だなと思います。

私もたどりつきたいと思います。
お互いに共有できたら素敵だし、本当に幸せでしょうね。
みんなきっと、このことが共有できると思います。

コルテオさんやパンダさんのお言葉から色々と考えてみたら、私は彼から、とても大切にしてもらっているのだなと、つくづく感じました。

色々と考えさせていただいて、ありがとうございます。
お互いを信頼できる関係は、とても素敵な関係だなと思います。

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