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アスペルガーと定型を共に生きる

  • 東山伸夫・カレン・斎藤パンダ: アスペルガーと定型を共に生きる

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2013年11月25日 (月)

反応を待ってみる

 パートナーと電話をするとき、とても特徴的なことがあります。これは子どもとも意見が一致します。何かというと、一つの話(彼女がかけてきた話題)が終わって、そのあとこちらが追加で何かを言おうとしたり、あるいは別の話題をしようとしたりして、「あの」とか「それでさ」とか言っても、そのままプチッと電話が切れてしまう、ということです (^ ^;)ゞ

 これは想像ですが、多分「自分が必要な話は伝えた」=「電話の用事は済んだ」=「あとは切るだけ」ということで、そのあと、こちらからの反応を待たないで頭が切り替わってしまい、私の「あの」とか「それでさ」とかはもう聞こえていないんだろうな、という気がします。以前は「何という失礼な奴だ!」とかちょっとむっとしていましたが、今は「あ、また例のことね」となんだかおかしくなっています。

 多分こういうところにも、「自分が話したことについて、相手の反応を確かめる」ということについての感覚の違いが現れて居るんじゃないかと思います。彼女の場合、もちろん自分がかけてきた用事について私の意見を求めていたりするときには、ちゃんと返事を待ってくれるわけですが、彼女が想定している私の反応のパターンというのか、幅というのか、それはかなり絞り込まれていて、それ以外に「何かこの人に別に言いたいことはないのかな?」とちょっと間をおいて反応を待ってみる、という感じにはならないような気がする。

 逆に定型の場合は、話題がそこから拡がったり、別の話題に飛んだりする可能性をいつも計算に入れていて、一つの話題が終わっても、「もう相手には話しはないのかな?」ということを確認する間を入れることが多いんだと思います。それはほんの一息くらいの短いタイミングでのことですけれど、その短い時間の差が、電話のやりとりなどでは「プチンと切れる」というふうに目立ちやすいんだと思います。顔を合わせて話をしているときは、電話のようにいきなり「切れる」=「消える」ということはできませんから (^o^)、電話の時ほどはそれが目立たない。

 アスペの方にもいろんなタイプの方がありますから、この話がどこまで一般的に言えるのかは分かりませんが、彼女の場合は基本的には「必要なことを話す」ということに会話の意味は絞り込まれていて、それこそ「無駄話」はもちろんのこと、「なんとなく、思ったことを話してみる」というやりとりもほとんど無いように思います。

 小説も含めて本はほんとによく読む人なので、彼女の中でいろんなイメージの世界は展開しているんでしょうけれど、それがこちらに「漏れ出てこない」というか、伝わって来にくいし、またこちらから世間話をなんとなく話しかけにくい感じが生まれたりします。下手に話しかけると困った顔をされて「それで、私に何を言ってほしいわけ?」とか聞かれたりもしますし (^ ^;)ゞ 。そういうところが定型からすれば「自分の世界に籠もりやすい」と感じられる部分でしょうね。

 

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コメント

diamondパンダ さま

アスペルガールです。
いつもブログ有難うございます。

電話についてですが、
もしかしたら、彼女って、『長電話』したことないなのでは。

電話って、大抵は、中学生くらいの時に、
話好きの子に引っかかって、
嫌々・・・長話を聞かされることから始まります。
(私は嫌々だった。)

そうゆう経験があって、
電話で話し込むって事を人は知るんだと思うんですよね。

で、ここまでが、女の子の場合。

私の知っている極端に男性的な男性は、
好きな女の子が出来て、その子の期待に答える為に嫌々してました。

実はしたくないんだけど、
好きな彼女が望むなら頑張りますって感じで長電話を学んでいました。

彼女は長電話が好きじゃないタイプなのは、
察しが付きますが、そもそも、それを求められたことがないのでは?

類は友を呼ぶので、私の知り合いの男性の問題かもですが、
電話好きの男性の方が珍しい様な気がしてもいます。

---以下引用-------------------------

>小説も含めて本はほんとによく読む人なので、
>彼女の中でいろんなイメージの世界は展開しているんでしょうけれど、
>それがこちらに「漏れ出てこない」というか、伝わって来にくいし、

------------------------------------

私、彼女の『書評』があれば、読んでみたいです。
彼女が書評を書けば、パンダさんも彼女の世界を垣間見れません?

本は大量に読むんだし、書くのは1人で出来るし、
収益にもなり得るしcatface

アスペルガールさん

> 電話についてですが、
もしかしたら、彼女って、『長電話』したことないなのでは。

 うーんと、そんなにしょっちゅということではないですが、
 話の内容次第では30分位話が続くこともあります。
 だから多分、ぱちっと電話を切るときには
 「もうこれで用事は済んだ」と思っているんじゃないかなcoldsweats01

>私、彼女の『書評』があれば、読んでみたいです。
彼女が書評を書けば、パンダさんも彼女の世界を垣間見れません?

 一時、「交換日記」じゃないですが、
 考えたことをお互いに書いてやりとりする、
 ということをしたこともありました。
 あれはあれで、会話でやりとりをするのと違って、
 じっくり考えて書けますから、彼女にはよかったみたいで、
 お互いに結構ためになったと思います。

 最近は時間はかかりますが、直接の会話で
 やりとりが深まることも前よりできてきたかな。

 「書評」については、彼女が子どもの頃
 いちばん苦手だったことの一つは
 「感想文を書くこと」だったという話を聞いたことがあったような (笑)

diamondパンダ さま

アスペルガールです。
ご返信有難うございました~

交換日記(みたいの)ってやっぱり良いのですよね。
憧れますconfident

書評は私にとっては、
感情を挟まずに文章にまとめる論文みたいなイメージでした~

コメントして私も自己確認できています。
お仕事後?のご丁寧な回答ありがとうございました。

また、コメントします☆彡

はじめまして

電話に関しては、AS、定型にかかわらず、個人差ではないかと思いますが・・・

私はASですが、相手が電話を切るまでは、自分からは電話を切らない性質です。

逆に、私がまだ

>「あの」とか「それでさ」とか言っても

定型の相手に電話を切られることがほとんどです。

アスペルガールさん

 いつもありがとうございます。返信が追いつかなくて済みません m(_ _)m

 昨日実家に電話したら、やっぱりコミュニケーションがうまく成り立たない
 親夫婦で、最近「交換日記」をはじめたら、だいぶ理解できるところが
 出てきたという話で、「え?あの親が!」とちょっとびっくりしました (^o^)

 この方法、もしかすると結構応用範囲が広いのかもしれませんね。

通りすがりさん

 はじめまして、どうぞよろしくお願いします。
 通りすがりさんは逆なんですね!
 いろんなパターンを教えていただけるととても勉強になります。
 
 ひとつ思ったことですが、どちらが切るかは正反対ですけれど、
 「切るタイミング」ということの理解の仕方に
 どうも定型アスペでズレがあるのかもしれません。
 だから、定型が待って欲しいときにはアスペの方に切られてしまい、
 アスペの方が待っているときには定型が切ってしまう、
 というようなちぐはぐな関係が生まれやすいのかも。

 私のパートナーの場合はこのパターンは結構安定して繰り返されて、
 逆にそういう経験は私は定型の人との間にはほとんど稀なので、
 彼女のアスペ的な傾向とのズレでそうなるのかなと感じています。
 ただ、通りすがりさんが仰るように、そのズレが
 どっちの方向に向かうかは個人差があるのかもしれません。

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