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アスペルガーと定型を共に生きる

  • 東山伸夫・カレン・斎藤パンダ: アスペルガーと定型を共に生きる

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2013年3月 7日 (木)

感情を見極めること

 

この間、「パートナーが不機嫌なときに、以前は自分(パンダ)に対して怒っているのだと思っていたけれども、最近は疲れてそうなってるんだと思えるようになってきた」というようなことを書きました。 もちろんそれはうそではないんですが、ただ、ちょっとそれだけでは足りなくて、実際に彼女が私のせいでいらいらしている場合もあるわけです。まあ彼女に言わせれば疲れ+いらいらで、そのいらいらの原因も私の場合もあるし、他の人の場合もあるし、自分でも分からないこともあるし、という話ですけれど。

 それで思うんですが、少なくともその不機嫌さが私が何かの原因になっているのか、そのほかのことなのか、ということの区別ができるようになれば随分と私の方は気持ちが楽になるんじゃないかと。

 そこで思い出したのが昔カナータイプの自閉の子どもたちとつきあう機会があったときのことです。彼らがいらだっているとき、場合によっては激しい自傷的な行動をしたりもして痛々しいんですけど、やっぱり周りの人は何を怒っているのか分からないことが多かったんですね。これは彼らとの付き合いが長い経験者の人たちでもそうでした。

 でも時々分かることがあって、それは何か思い通りにならないことがあったときだったりしますが、その「思い通りにならなかった」場面と、不機嫌になる場面が時間的にすごく離れていたりすることもしばしばあって、すぐには思いつきにくい。いろいろ考えているうちに、「ああ、あのときのことが気に入らなかったんだ」と周囲の人が気づくことがある、という感じだったりしました。もちろん比較的すぐに機嫌が悪くなって原因が分かりやすいときもあるし、また同じパターンが繰り返されることで「ああ、またあれだな」と気づける場合もあるし、逆に「多分、あれじゃないかなあ」と思うんだけど、ほんとはよく分からない、ということもあるわけですが。

 で、そういうときに、よく理由が分からない不機嫌さに出会って戸惑っちゃった頃のことを思い出したというわけです。

 またここで立場を変えて、アスペの方からすれば、定型の表情の意味とか理解しにくいことが多いわけですよね。私も時々雰囲気をなごませようとして笑うと「なんでここで笑えるの?」とか怒られたり、ちょっと考え事をして黙っていると「何を怒っているの?」と言われたりすることがあって、びっくりしたりしますけど。そういう風に定型の世界はアスペの方には区別できないような、訳の分からないことがたくさんあって、すごくしんどい思いをされているのかなと想像します。

 ここのところ、お互いに「今は怒っているのかどうか」そして「(怒っている場合は)自分について怒られているのかどうか」が簡単に相手に伝わるような、そういう手がかりが見つかるか、あるいは伝え方をみつけるかできるといいのになと思ったりするんですね。

 ただ、ひとつ難しいのは、彼女も時々言うんだけど「自分でも理由が分からない」という場合が結構あるらしいということでしょうか。そういうときはお手上げなのかなあ。

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