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アスペルガーと定型を共に生きる

  • 東山伸夫・カレン・斎藤パンダ: アスペルガーと定型を共に生きる

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2012年5月20日 (日)

不機嫌の訳

 今朝、掃除をしながらパートナーが何となく不機嫌だったんですね。で、私はすぐ自分がなにか気に入らないことをしてしまったんだろうかと心配するたちなので、ちょっと緊張しながらパソコンでメールを打っていたらやっぱり来ました。「何やってるの?」と聞いてくるんです。不機嫌そうに。

 で、「メール打ってるんだけど」というと引き続き「誰に?」。で、「○○さんへの返事を書いてるとこ」というとなんだかご機嫌が悪い感じ。別に○○さんだから問題なのではないんですけど。「何か気分を害するようなことあったの?」と私は聞くんだけど、「別に。わからない」というお返事。

 それからしばらくして掃除しながら彼女が突然「あ、何で変えちゃうの?」と怒ったように言うので、吃驚したんですが、私が知らないうちにテレビのリモコンを腕で押してしまったみたいで、チャンネルが変わったんですね。別にわざとやった訳じゃないので、「あ、ごめん、知らないうちに押しちゃったみたい」と言いましたが、「そんなことは分かってる」と言いながらなんだかブリブリしてチャンネルを戻していました。

 なんでそんなに機嫌が悪いんだろう?この間の話し合いが変にひきずっているんだろうか?とか、困ったなあーと思いながらいたんですが、しばらくして掃除を終わってテレビを見ている彼女を見ながら、ふと思いついたことがありました。

 彼女はその番組をすごく見たかったんです。というか、毎週欠かさず見ている番組なんです。ところが(どうしてかは私には分からないけど)掃除と重なってしまったんですね。で、ゆっくり見ることができずにイライラし始めた。ふと見ると私がのんびりパソコンをやっているので、なんかむしゃくしゃした。しかもその番組を途中で急に切り換えられてしまった(たとえ単なる間違いであっても)ので、そのむしゃくしゃがさらに激しくなった、そういうことだったんだ、と思ったんです。

 そう思いついてからなんだかおかしくなってしまって、それでその番組が終わった後で、「何で機嫌が悪かったかわかった」と笑いながら言ったんですね。「なんなのよ」と言うので、上のような説明をして、「そうでしょう?」と聞くと、「そうかもね。」と言い、機嫌はちょっと直っている様子。その後「だから何だって言うのよ」と聞いてきました。私は「いやあ、これまで中々わかんなかった不機嫌の原因がわかって嬉しくてね」と答えたというエピソードです。

 
 今日に限らず、パートナーが機嫌悪そうなとき、こちらから見ていてその理由が分からないだけでなく、本人に聞いても「別に機嫌悪くはない」と言ったり「わからない」といったり、そういうことがとても多いのです。で、私はそれにずっと困惑し続けてきたんだけど、今日はじめてわかった(ように思った)んですね。ある意味非常に単純なことだったわけですけど。

 これからのお互いの関係の調整にとって、今回の「成功」の経験がなんかちょっと生きてくるような気がして、私は嬉しくてにやにやしました。

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コメント

うちでおきる現象と酷似してます。
なるほど。
わかること、知ること、で救われる場合ですね。

私は、わからないことが多すぎると「感じて」いるのかも。

joさん

 やはりそうですか。
 多分質的に似ているところがあるんでしょうね。
 joさんのところも、少しでも笑って「こうなんでしょう」と
 言えるようなところが出てくるといいのだけれど……

はじめまして。カサンドラ症候群から立ち直りつつあるものです。

この記事、「不機嫌の訳」を読んで、私の夫や私の母親のなぞが解けました。
何十年も心の奥で抱えていた謎めいた何かがほぐれたのですごくうれしいです。


母や夫は、そう、当り散らすのです。そのときのあたり方が「お前が悪い」的な感じで。
母も夫も配偶者ではなく子に当たります。母はそれこそ一日の半分を怒って暮らしていました。特に料理が嫌いなので、夕方になるとさまざまな理由をつけて子供に怒鳴り散らしていました。

人に当り散らすほど嫌な事なら少しでも負担を軽減する対策を真剣に練ればいいのに、一度決めたことを仕切りなおす、という考えがないようで一切の工夫なし。不本意なタイムテーブル(自分で変更可能なのに)にしぶしぶ従いながら怒りを撒き散らすのですね。

幼かった私は母の言い分とその剣幕を真に受けてすっかり自分を責める癖がついてしまい、その癖をとるまで他人の感情のゴミ箱のような不幸な人生を歩んでいました。


うさもふさん

 お返事遅くなってごめんなさい。
 初めまして、よろしくお願いします m(_ _)m
 
 私の個人的な体験を書いただけと言えばそれだけなんだけど、
 それがこんなふうにうさもふさんにも多少なりともお役に立ったと知って
 とても嬉しく思います。

  「他人の感情のゴミ箱のような人生」
 という言葉はなにか心に突き刺さるような感じを受けました。
 そういう思いで生きていらっしゃる方が他にもどれほどいらっしゃるのでしょう。
 そのことになかなか気づくことのできなかった過去の自分に
 なんだか寂しさを感じたりもします。

 でもそうやって書かれたということはうさもふさんはもう随分そこを
 乗り越えてこられたと言うことなのですよね?
 全てが一挙に乗り越えられちゃうというような簡単なことでもないかも知れないし、
 気楽には「良かったですね」と言えない気持ちはあるんだけれど、
 でもやっぱり良かったですよね (^ ^;)ゞ

 またその気になって下さったらコメントなどよろしくお願いします。

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