一緒に飲むとうれしい
以前、パートナーが私のことを本当に好きなのかどうかもう一度じっくり考えてみる、ということを言っていたのですけれど、だいぶ日にちが経って先日「あれ、どうなったの?」と聞いたら、一応答えが出ていました。
まず最初に「好きということはそうらしい」と言ってしばらくだまっていたので、「で?」と促すと、「ただ、心がときめくとかどきどきするとか、そういうことはない」と答えました。恋人時代はときめいたのかと聞いたら、「それはそうでしょう」ということでした。
まあ、私の方も彼女を見てどきどきするようなことは今はありませんので (^ ^;)ゞ、その意味では同じようなものなのかも知れません。ただ、明らかに他人とは違うつながりを私は感じますし、一緒にいれば嬉しいですけれど、その辺はとくに「一緒にいること」について、やっぱり彼女の方が淡泊なことは間違いないようです。
いずれにせよアスペとか定型とかにかかわらず、長年夫婦やって一緒に暮らしていれば、まあだいたいそんなものなのでしょうか。
もちろんこういう感じになったのは比較的最近のことでしょう。お互いの関係がしんどくてしんどくて、もう離婚を深刻に考えていたつい2,3年前まではとてもじゃないですが、そんなのんびりした関係ではなかったですね。それを考えると、まあよくこのくらいまでは変化してきたものだ、と思います。
そう言えばこのところコメントで何人かの方が私とパートナーとの関係がステキだと書いて下さっていました。それもびっくりといえばびっくりだったんですが、彼女にそれを伝えたらやっぱり驚いてました。どっちかというと前向きにものを考えるタイプの私は、そう書いて下さる皆さんの気持ちが分からないでありません。
でもパートナーにしてみれば、今でもズレを抱えまくって、そのほかにもいろいろ問題も抱えていて、しんどい思いをしているということしか頭になかく、基本的にネガティヴにものを考える人なので、特に驚いたようです。先日のウサギさんのコメントも「ふーん」と何か印象深く読んでました。
そう言えば、以前は夜に飲み物を飲むとき、パートナーは勝手に自分の分だけ入れてひとりで飲んでたんですね。で、私が「ついでに僕も一緒に飲みたいかどうか、聞いて欲しい」ということを言っていたんです。最初の内は「飲みたい人が勝手に入れればいい」という路線が崩れなかったんですが、何度か言ったり、私の方から聞いて入れてあげたりしている内に、彼女の方も聞いてくれるようになって、今はほぼ毎晩、いろいろが一段落した後に「何か飲む?」というのをどっちかからか言うようになっています。
一緒に飲み物を入れて、それで飲みながら四方山話をする、というわけでもありません。ただお互いに勝手に飲んでいるだけです。でも私にとっては以前と比べて随分大きな変化に感じられます。場所も違うテーブルでだったり、飲んでるものももちろん違うし、話をするわけでもないんだけど、でも「一緒に入れて飲んでる」というだけで「一緒」感覚がぐっと出てくるんです。それがいいんですね。もっともこの感覚をいいと感じるのは私が定型だからでしょうけれど、その辺はパートナーの方もつきあってくれているようです。
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