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アスペルガーと定型を共に生きる

  • 東山伸夫・カレン・斎藤パンダ: アスペルガーと定型を共に生きる

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2011年3月19日 (土)

日常ということの大切さ

 戦後最大の、未曾有の事態の中で、かろうじて生き延びられた被災地の方も、その「日常」は大きく破壊されてしまっていますよね。それはものすごいストレスになる事態です。私は津波の被災地にも、原発の避難地域にも住んでいなかったけれども、そういう人だって、どうなるか先がみえない原発の状況や、これからの被災地復興、日本社会の経済の先行きのことなどを考えると、ものすごくストレスの大きい日々であることは同じです。

 「日常」を失うことの大変さ、そのことを「日常」を失って始めて気づくわけですし、そこで改めて「日常」の大切さに気づくことになる。

 で、日常ってなんだろう?っていえば、まあ簡単に言えば「いつも通り」ということになります。いつものように朝起きて、いつものような朝食をたべて、いつものようにバスに乗って、電車に乗って、会社に行って……。そういう「パターン」の繰り返しです。

 その「パターン」が通用しなくなると、ほんとにしんどくなる。パニックにもなる。


 これって、そういう言葉で表すと、普段アスペルガーの方が周囲から言われていることと同じになりますよね。「同じパターンにこだわる」「融通が利かない」とか。

 もちろん、「程度の差が大きな問題だ」という話があるわけでしょうし、まあそれもそうなのだとは思うけれど、でも、「パターンを崩されるとしんどい」という、そこまで一般化した言い方にしてしまうと、「どっちもどっち」「五十歩百歩」と言えなくもない。

 今、子どもがサティーのピアノ曲を流しているんですけど、なんかほっとする。「日常」がちょっと取り戻される感じがして。そしてこれを書いているのもまた日常を取り戻すということの一つでしょう。

 福祉関係の仕事をしている私のパートナーは、何でその仕事をやるのかについて、困難な状況の中で日常生活が難しくなっている人に、日常を少しでも取り戻してあげたいのだ、というような話をしてくれたことがあります。

 もちろん家族として一緒に暮らしていて、お互いの「日常」には大きなズレがあるのは事実です。だからこそほんとにしんどいことにもなる。そのズレが「アスペと定型」というズレの問題だと理解するまでは、私はなぜパートナーが私の生活をそういう彼女の「型」にはめようとするのか、と不思議でしかたがなかったし、またそのことが非常に傲慢な姿勢に感じられ、反発もし続けてきました。

 今も時折そういう思いは持ちながらも、それは「日常」ということの意味のズレなんだ、そんな風にも考えられるようになってきた気がします。

 そしてこういう大変な事態の中でも、やっぱり「日常」を失わずに生きている。繭さんがコメントで書かれていた地震後の過ごし方とも通じる感じがします。

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コメント

超亀コメントですみません。

皆さん、大丈夫でしょうか?

私たち夫婦は関西に住んでいるので、計画停電やライフラインの寸断は今のところありません。ただ、精神的には影響が出ています。ダンナはPTSDになりかけているし、私の方はこのままTV見続けたらPTSDになって再び入院しかねないと感じたので、毎日、ラジオを聴いたり、本や雑誌や漫画を読んだりして精神的な安定を優先にしています。

非日常生活は精神的な負担が増えているなと感じています。

大震災の影響は、第1弾本の出版にも影響が出ています。紙を確保したのがいいのだが大震災で紙がおじゃんになったり、印刷所が計画停電の影響を受けるところにあるので、予定された発売日より遅れます。本来なら、印刷が終えて書籍として完成しているはずでした。

こんなところでいいお知らせと書いたら不謹慎になるかと思うけど、いいお知らせを書きます。

大学へ履修登録科目申請をしていて、研究課題レポートと言う科目を履修登録希望でした。課題研究レポート案を大学に提出して科目として履修していいのかどうかをしたところ、OKが出ました。4月から研究者の立場で自閉さんのパートナーのことを研究することになりました。

4月からパートナー問題研究の第一歩として始めていきます。

私が課題研究するテーマが開学以来、初めてになります。前例がないので通らない可能性がありました。※過去にこの科目(課題研究レポート)を取った人のリストを見ていたら誰もいませんでした。発達障害はテーマとしてあっても発達障害っ子向けでした。

今年1年は色々動き回ります。パートナー支援は今後絶対必要ですから。第一歩を踏みました。

と言うことで。


Rosamondeさん

いろいろと大変そうですね。
私も影響が蓄積するので、テレビなどの報道は控えています。

地震は、私の地域(栃木)は大きな災害には至らず、私は大丈夫でした。
今は通常の生活を送れています。

良いお知らせを拝読して、明るい気持ちになりました。
研究、すごいです。応援します(^ ^)

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